広告の使い方でWebマーケティングの効率は大きく変わる
Webマーケティングにおいて大事な指標の一つとなるのがコンバージョン率です。これは目標達成率という意味で、多くの場合自社サイトに来てくれた訪問者から、実際の購買に結びついた人の割合を見るものとなります。たくさんのアクセス数があることはとても大事ですが、コンバージョン率が低いサイトとなると効率が悪く、収益性が下がってしまうという結果になります。そのため、アクセスという絶対数を上げると同じくらい、コンバージョン率を上げるというのは大事なのです。
その指標を左右する大きなポイントが、広告の使い方です。Webマーケティングではリスティング広告やアフィリエイトなどを使って、自社サイトへの誘導を行うことが多い傾向にあります。これらの広告手段を使うことで、すぐに自社サイトへのアクセスはアップしますが、購買に結びつかないという事態に陥ることがあります。このケースでは、広告の設定について改善が必要と言えます。つまり、ターゲットとしているキーワードが購買層にヒットしていない、もしくは出稿しているアフィリエイトサイトのジャンルが売りたい商品にマッチしていないということが考えられます。さらには、クリック報酬制にしているため、アフィリエイターがとにかくクリックだけをさせるタイプのサイトを作っている可能性もあります。キーワードや広告サイト、そして報酬制度の再検討をしてみると良いでしょう。
サイトの改善はWebマーケティングでは継続的に行うべき課題となる
もう一つの考えられるポイントは、商品販売ページに改善が必要であるという点です。ランディングページの訴求力が弱く、購買欲を引き立てられないということはよくあります。ページの内容を変えて、より心に訴えそのまま購買へと誘導できる作りにすることが大事です。
また、分かりにくいランディングページとなっていることも考えられます。画像やアイコンが使われておらず文字ばかりだと、多くの訪問者はページに入った瞬間に離脱を考えがちです。全体的にパッと見て、見やすい構成とすることは欠かせません。また、入力フォームが分かりづらいということもあります。シンプルな作りにして、必要最小限な入力画面とするようにしましょう。また、申し込みページ、決済ページ、確認ページなどページをまたぎ過ぎると、読み込みエラーが起こりやすくなったり、顧客が嫌になることもありますので、できるだけまとめた方が安全です。